日よけや目隠しなどの効果を持つカーテン。性能面で必須というだけではなく、お部屋を飾るインテリアの一種としても欠かせませんよね。
日本には春夏秋冬のシーズンがあります。カーテンもシーズンごとに、時期に適したものに付け替えると、より素敵なお部屋が作れます。快適さもアップするのでおすすめです。
お部屋の内装をまるごと変えることは難しくても、カーテンの付け替えだけならそれほど手間や時間がかかりません。皆さんも、シーズンにマッチしたカーテンを使い、素敵で快適なお部屋を作ってください。
ここからは、春、夏、秋、冬のシーズンごとに、どんなカーテンがマッチするかを、デザイン面と機能面からご紹介します。新しくカーテンを購入する時の参考にしてくださいね。
【春】
春といえば、新緑や桜のイメージが強いシーズンです。カーテンも淡い緑やピンクのような、春を連想させる色のものを選ぶと、部屋の中でも春特有の柔らかな雰囲気を感じられます。
機能面から選ぶなら、花粉が飛ぶシーズンであることを考慮して、自宅で洗濯ができるウォッシャブルのカーテンがおすすめです。窓を開けても、お休みのタイミングなどで花粉を洗い流せます。
また、春は徐々に陽射しが強くなってくる頃。家の中にも強い陽射しが差し込む日が出てきます。肌の日焼けや家具の日焼けを防ぐため、遮光等級が高めのものを選んでおくと安心です。遮光等級2級だと、適度に光を取り入れながら、陽射しを遮れます。
【夏】
暑さが厳しい夏は、少しでも爽やかな気分でいられるよう、涼しげなブルーや白のカラーがおすすめです。柄があるよりも、無地のシンプルなデザインのほうが、涼しげな雰囲気のお部屋になります。
夏に重視したいのは機能面です。紫外線が強いので、遮光等級1級のカーテンを選びましょう。遮光等級が高いカーテンは冷暖房の効率がアップするので、クーラーの効きも良くなります。
カーテンを開けた時でもある程度陽射しを遮れるよう、遮光機能がついた薄いレースのカーテンも併せて取り付けておくといいですよ。
【秋】
秋は、温かみのある赤やオレンジのカーテンが人気です。やはり、秋らしいカラーということで、選ぶ方が多いようです。暑くもなく寒くもない、秋のシーズンにぴったりのカラーです。
秋に入ったばかりの頃は、窓から光を取り入れることで、部屋の温度を適温に調整できます。そのため秋のカーテンは、光を取り入れやすいものを選ぶといいですよ。光を取り入れやすいのは、リネンのカーテンです。
ただし、冬に近づくと寒さを感じやすくなるので、断熱性を高めるような厚手のカーテンも候補に挙がります。地域に合わせて選びましょう。
【冬】
寒さが厳しい冬のシーズンは、家の中で過ごす時間が増えます。そのため、デザイン面では自分や家族の好きな色、柄のカーテンを取り付けるのが一番です。こちらで販売されているような北欧ブランドのカーテンは、オシャレで気分が明るくなるようなデザインのものが多いのでおすすめです。
機能面を考えるなら、家の中から熱が逃げないよう、断熱性が高い厚手のカーテンを選びましょう。夏と同様、遮光等級が高いカーテンなら、冷暖房の効率も高められ、部屋の中の温度を適温にキープできます。
また、冷気が入ってこないよう、床につくギリギリの長さを選ぶのも、快適に過ごすための大事なポイントです。
最近は新型コロナウイルス感染症の影響で、家にいる時間が増えているので、それ1つで気分を明るくしてくれたり、快適性を高めてくれたりするようなカーテンは、とても重要なインテリアと言えます。シーズンごとにカーテンを変えて、家での楽しく、快適な時間を過ごしてはいかがでしょうか?